おばあちゃんのお葬式

おばあちゃんのお葬式に参列し、お葬式がいかに大変で悲しむ暇がないかを思い知らされました。

予期せぬ出来事のため、慌ただしく時間が過ぎていき気がつけばお葬式当日。

家族はお葬式の打ち合わせや、お通夜、遠くから来てくれた親族の対応などがあり、ろくに悲しむ時間もなく、睡眠もそれほど取れていないような状態でした。

そんな中、お葬式場で仮眠をとっているとき、目についた折り紙。メモと一緒に添えられていて、メモには“折り紙に亡くなった方との思い出、伝えたいこと、何でもいいので書いて折り鶴を折ってください。葬儀の時に棺桶に一緒に入れます。”と書いてありました。

私はこの時やっとゆっくりおばあちゃんの死と向き合うことができました。

おばあちゃんと過ごした日々を思い出し、懐かしむことができました。伝えたかったことも伝えられたような気がしました。

お葬式は本当に大変で、家族は悲しむ時間なんてありません。悲しみを忘れられるとも思いますが、やはり悲しむ時間は大切だと思います。
小さな子どもたちがバタバタ駆け回ったりでちょっとほっこりしましたが四十九日 子供服装はどしたらいい?という悩みもありましたけどね。

葬儀場の方のこのようなはからいで、私を含む家族はゆっくりとおばあちゃんの死と向き合い、思い出し、悲しむことができました。とても良い式ができ、感謝しています。